味のないとても濃い

昼間は都内で働きシンガーソングライターもしてあとお喋りをする

かろうじて

かろうじて、と言えば人間。

かろうじて人間

東京で活動してるバンドの名前です。

僕の大切な友人です。(とあっちも思ってくれてたらいいな)

 

ひょんなことからボーカルのharogiとネットを介して友人になり、バンドの存在を知りました。

んで、そのかろ人の新しいMVが発表されたので筆を取りました。

 

かろうじて人間 『巡る色、走る』MV - YouTube

 

出会ったのなんてここ2年くらいで、以前からの仲というわけではないので人間性の全てを知ってるとは言えないはずですが

吸収してきたものが似てるからか、なにか通じてるものがあるからか、彼の人間性がどの曲を聞いてもダイレクトに伝わり僕はたまに怖くなります。考えすぎて。

ただ単に「めっちゃ良かったよ〜」ってコメントで終わらないというか。

だからこういう長文書いちゃうんだけど。

 

『巡る色、走る』

ボーカルのharogiは死別の曲とインタビューで言ってました。

僕はもっと、「死という概念」を歌ってるように受け取りました。

青、水や地球から連想される輪廻転生。ここから彼は死を歌ってて

しかもそれをポジティブに歌ってる。

 

現代を生きる日本人にとって「死」は非日常でありネガティヴなもの。

それを彼は「よっ、また会ったね〜」「じゃ、次(の人生)行くわ〜」くらいのポジティブなテンションで捉えてる気がしました。神様も真っ青です。死を乗り越えたんだもの。釈迦かよ。

 

『青』という表現も僕は彼らしくて、それでいて彼でしかできなくて好きです。

文学的に「◯◯のような青」「◯◯を青と呼ぶことにした」と比喩とかなんかそこらへんこやつ使って斜めから見ることもできるし、

科学的に「これは光の屈折で云々」と説明することもあるかもしれない。

でもハロギは「青」を「あおい、あおい、あおい、あおい、あおい、青い色」と伝えた。

もしかしたら幼稚かもしれない。素直でまっすぐな表現です。青は青でしかない。

 

しかもハロギの声はイノセントなかわいい声をしているものだから、その素直さが僕らの耳にもまっすぐ届きます。そうだね、青いね。

 

『巡る色、走る』では、

青い色という概念を通して、「死んじゃうって怖くないよ」って人生二週目の幼児が無邪気に伝えてくるような感覚があって、怖くて、微笑ましくて、美しい曲だと思います。

優しい歌です。別れも怖くないよ。

待っててくれるよ。

 

やっぱりあいつらの曲が大好きです。

東京に遊びに行く機会があったら必ず会ってなんか適当に呑んだりしてるんだけど、そうじゃなくて、真っ向から自分の曲と自分の曲をぶつけ合う、まあつまり対バンという形で会ってみたい。ズバリ言うなら勝負をしたい。ことさらにそう思いました。

 

また会えるのならまた会おう

 

 

僕はほんとに宇多田ヒカルが好きで寝る前に絶対聴きます。

寝る前って、思考が散り散りになって、なったかと思えば一点集中して暴走するじゃん。アレが嫌で宇多田ヒカルで栓をするんですよ。

 

 

そうやって思考を泳がせると大抵ありもしない夢想か、それか過去に飛んでいく。

今日は過去に飛んでって、高校の電車通学のときのことを思い出しました。

 

中学より前はいい思い出が全くないせいで飛びません。

 

ああ、あいつ今元気なのかなとか思ってね、フェイスブックを久しぶりに見るんですよ。

僕はそういう身内の情報は基本ツイッターだからツイッターで繋がってれば「今も付き合いがある」と思えるのだけれど、そうでないとマジで何してるかサッパリで。

ツイッターで繋がってない同級生とかどうしてんのかなって見たわけですよ。

 

よくみんなこれやってんね。

よくわからん飲み会の写真とか、車の前での集合写真とかで僕は具合が悪くなりました。

 

それはさておき、一人の同級生が

なんか青年実業家?になってて?

「興味のある方はレクチャー致します。メルマガはこちら」とかやってて?

オイオイオイ大丈夫かとなったんですよ。

 

なんかそんなことってほんとにあるんだなと驚きました。

ちょっといいホテルでのディナーの写真とかあげてて「現状に不満な方はこちら」みたいなさ

ほんとにあるんだね。僕は現状に不満あるけどそういうのは嫌だな。スーツキメるより一生古着着てたい。

 

まあ、他人から見たら俺のが「オイオイオイどうしたよ」って感じかもしれないね。

 

寝ます。

フェイスブックなんて見るもんじゃないな。

 

 

俺の中の、星野源vs米津玄師

※今回のブログは日記でもなく音楽のなんかそういう記事です。Basement-Timesで米津玄師の記事を読んで、あー俺も感想あるなぁって思ったので書いてみました。コンテストには参加しなかったけど。

basement-times.com

はい、本題。

 

俺の中では密かに対立してるアーティストがいる。

星野源と米津玄師。

どっちもソロアーティストで、バンドサウンドを使って、踊って、音楽以外のこともやって、サブカル女子を軒並み殺す。実際やってることは似てるんじゃないかなこの二人。

星野源と米津玄師は光と闇、天使と悪魔、戦争を始めたら多分地球は真っ二つだ。

俺の中での源vs米津、どっちが勝つか考察してみようじゃないか。

 

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きらちゅん2周年withピストルディスコを見て

 

はじめに

12月10日、金沢DEFにて行われたきらちゅん2周年withピストルディスコ。

とても楽しませていただきました。

ピストルディスコとは僕個人で因縁(?)がありまして、以前地下室TIMESという媒体で寄稿者をやらせていただいている時にピストルディスコの記事を書こうとしたんですけど、そのタイミングで寄稿者を辞めましてですね。

basement-times.com

せっかく楽しませていただいた「もう個人のブログでいいから書けよ」って感じで、当時の記事を思い出しつつロックDJについて考えていることをまとめようと思います。

 

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EnterSoundEffect

入場SEについて。ふと思ったのでまとめたいと思います。

僕がバンドで過去に使ってた入場SE。

 

 

Eksperimentoj-Piano Sustained

「誰も知らない」1期メンバーのときの入場SEです。

読み方は「エクスペリメントイ」

この曲はインストだけど、歌ありでやってるスリーピースベースレスバンドです。

めちゃくちゃボードがでかくて恐ろしいほどのエフェクターを使う日本のバンドです。

ちょっと昔のバンドらしい。downyとよく対バンしてたらしい。

 

Dinosaur Jr.-Thumb

www.youtube.com[

「誰も知らない」がみんなが知ってるメンバーになった頃のSEです。

ダイナソーJrですね。ガシガシ弾いてるイメージがあったけどこの曲は最エモって感じですね。

「(当時の)最初の曲がゆっくりしてるから、ゆっくりしてるやつにしよう」って言ってこれになった思い出があります。

 

Dog is Dead-Gat Low

www.youtube.com

メンバーに勧められて「じゃあこれにしよっか」ってなったドッグイズデッド。

よくわからないけどイギリスのめっちゃ若手バンドらしいですね。

若手のくせにしっぶいサウンドするな〜〜〜

この曲は結構長く使ってた気がします。眠くなってきたね。

 

Atoms For Peace-Ingenue

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Radioheadのトムのソロ名義の活動「アトムスフォーピース」から

「誰も知らない」は解散までこれでいきました。

リードギターのやつに「ゆっくりしたやつじゃなくてテンション上がるやつにしようぜ」って言ったらこれ提案されて「上がる?これ上がる?」ってなって逆に面白くて採用して解散まで使ってました。

解散ライブでも使ってたのでこれが一番気が引き締まりますね。やはり最後の方はガッチリライブしようって意気込みがありましたから。

 

 

QQIQ-Daydream

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「セピアトリップガール」になってから使っているSEです。

”女の子(ガール)”で”ドリーミーでトリップな感じ”を目指して決めたのがコレです。

QQIQと対バンしたいという気持ちも含まれています今決めました。

ここにきてやっと日本語の曲がきたなって思います。

 

 

OGRE YOU ASSHOLE-フェンスのある家

youtu.be

このライブ音源はアバンギャルドなバンドサウンドだけど、音源バージョンはホーンが入ってる不思議な感じで、女性の語りから始まる曲になっています。

音源バージョンのほうを使ってます。

セピガのSEをこれにした、というよりは前述のDaydreamを使えないときにこれにするってことが多いです。

これにしよう、って思ったこともあるけどDaydreamのほうが雰囲気合うかなとか色々考えて半々くらいの使用頻度です。

 

 

 

 

次はどうしようかな。個人的にはちょっと変えてみようかなと思います。

入場SEは雰囲気がとれるし、自分の気合も入るしいいものですね。

あなたの好きなアーティストの入場SEも調べてみるといいかもしれません。

ちなみにTHE NOVEMBERS(Misstopia辺りまで)の入場はSEです。

 

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ヨーグルト

今日、正確に言うと昨日、素晴らしいライブを見た。

day to day

なんと目の前であの田淵ひさ子が見れたのだ。

もうギターを始めたときにはNUMBER GIRLは活動してなかったし、直接見る機会なんてなかったからあのギターを直接見れるなんて思わなかった。

ヒーローだった。

 

そういえば金沢に帰ってからバンドのライブを見たのは初めてだった。

3月上旬に地元の高校生ライブを見てからバンドのライブを見てなかったので、久しぶりに滾るものがあった。

3月は意識なんてなかったようなものだし。

だから予定を変更して家に帰ってギターを掻きむしっていた。

やっぱり楽しい。

 

セピアトリップガールも活動再開したいし、なにかコピーバンドも組みたい。

コピーバンドはいつも「このバンドやりたいなぁ」と思ってる。今はWHITE ASHがしたい。

欲しいモノが多くなってきた。

誰かWHITE ASHやりませんか俺のび太ね。

あ、ゆらゆら帝国もしたいよ。

 

セピガの新曲も書いてるのだけれど、正直イマイチピンと来るのができてない。

スタジオでデカイ音でやったら何か変わるだろうか。

やっぱり2人の顔が見たいと思う。

 

自分で言うのも変だけど最近は「憑きものが落ちた」状態にあって

一時期食欲がなかったのが嘘のようで、バクバク食べるし、酒も飲んでしまう。

おかげでせっかく痩せたのにまたぶよぶよに戻ってしまった。

悲しきかな。

でも痩せるために何かしようとは思わないのだけれど。

 

変化のない、味のない日常なんてないと思う。

毎日どこか味があって、面白い。たとえ家の中にずっといても。

暑いのか寒いのか、極端で体調を崩すことがあった。

推理小説を読み漁るのが楽しい。

はやく働きたい。

カレーを冷ましてタッパーに入れて冷凍庫に入れよう。

今日もそんな感じだった。

 

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