みなさん今年もありがとうございました！
てか聞いた？
年末にかけて、
様々な人に、日本の（ Spotify上にある）、2021年にリリースされた、3曲
をインタビューしてラジオにしました。
大変聴き応えある番組になりました。サイコー。
Spotify無料会員でもトーク部分は聞けるので聞いてみてね。（広告入るし曲は30秒だけだけど）
僕は
・ピーナッツくん,marukido/messed up!
・w.o.d/モーニング・グローリー
・長谷川白紙/わたしをみて
の3曲を挙げさせていただきましたが…
もちろんこの3曲以外もめっちゃ聞いてたわけで、めっちゃ迷ったわけで。
他にも挙げた曲をここで紹介させてください。
上記3曲に関してはラジオで語ってるからそっちをよろしくな。
Spotifyプレイリストはこちら
宇多田ヒカル/One Last Kiss
これ以上の歌い出しはなかった。2021年歌い出しベスト1位です。
「はじめてのルーブルはなんてことはなかったわ」て、初めてのルーブルがなんてことない女、宇多田以外おる？？？
おったら教えて。
独創的かつ、「宇多田ヒカルだな」という説得力がマシマシ。
サウンドもゴチゴチにエレクトロダンスチューン。ボーカルのRECが化け物ですね。
the mellows/Inner Shallow
こちらの記事でUkiyo Recordsさんにおすすめされた大阪のバンド「the mellows」
自分でもビックリするくらいハマりまして…
ジャンルとしてはチルウェイブなのかな？ホワ〜っとしたチルいサウンドとどこか懐かしさを感じるメロディライン。
往年のニューミュージックらしさがあるのかな。
ちょうど、自分のソロでも「打ち込みを多く取り入れたい」と思ってたので参考にもなったいいバンドでした。
クラブで爆音で聞きたい。
月ノ美兎/浮遊感UFO
な、NARASAKI〜〜〜〜〜〜！！！！！！！！！
またこの人Vtuber挙げてるよ…じゃないんだよ、本当に良い。
あの、みのミュージックも2021年ベストアルバムに挙げてましたが、僕もアルバム単位なら間違いなくトップでした。
月ノ美兎というVtuberをアイドル的に歌い手として抜擢したアルバムなんですが、作り手部分がマジでドープ。
ASA-CHANG&巡礼、大槻ケンヂ、いとうせいこう、長谷川白紙、そして元Coalter of the DeepersのNARASAKI…
キャラクター的にサブカル＆アンダーグラウンドなので、下手したら本人が選んでんじゃないかとも思ってる。
歌い手と作り手が別れてる作品としては最高に魅力的に感じます。
崎山蒼志/逆行
ベストジャズマスター賞として選びました。
「ふ〜ん崎山くん新曲ね」→「ギターかっけ！なんだこれ！」→調べたら椎名林檎の『ここでキスして』のギターソロの人、らしくて
あのジャズマスターのキンキン具合、超良いですよね。
あれが崎山くんの鬼カッティングに合わさったらそらもう…そらもうなのよ…
ギターがぶっ飛んでて最高でした。
JIGDRESS/mother
ベストオルタナ賞はJIGDRESSでした。
ギターのカッティング、リフの爆音、サビの声の張り上げ感…そして最後のうっすら聞こえる咳払い
ぜ〜んぶベストオルタナ賞でした。大好き。
絶対ライブハウスで見たい…
indigo la End/夜風とハヤブサ
インディゴは『悲しくなる前に』以降ビビッと来たものがあんまなかったんですけど、これはヤバ！！！！ってなりました。
なんかシンセの感じからメロディラインがシティ・ポップ強めというか、懐メロJ-POP感あって、それとインディゴお得意の単音ギターと合体してて超良いじゃんってなりましたね。
絵音、こういうのも強いのね。強。
ARuFa/さんさーら！
これです。
インターネットが産んだバズ魔神、ARuFaくんが記念に歌った曲なんですが、作曲の田中秀和さんがマジヤバなんですよ。
主にIDOLM@STERやアイカツなどで作曲してる、アニソンクリエイターなんですが、ブラックアダーコードを多用するという尖ったポップソングを作る人なんですよ。
え？ブラックアダーコードって何って？知らん！！調べろ！！
なんか、僕は、A→Bというコード進行するためにA/Bを挟んで自然にするっていう解釈ですね。A→A/B→Bって。
そうじゃなくても、さんさーら！の曲で見ても（便宜上の）Cメロがコード進行全然違うのにAメロとラインは一緒とか…コード進行が凝ってて最高の曲でした。
THE SPELLBOUND/FLOWER
だって小林祐介だもんよ…だってさぁ…
THE NOVEMBERSから歌い方や機材を真似してる人ですからスペルバウンドをチェックしてないわけがなく。
フジロックの配信も見てました。
ノベンバ小林がブンブン楽器隊と良い融合してて爆音で踊れて、それでいて儚い感じもして。それはブンブンだけでは出せなかった要素だと思います。
Japanese Football/escape
年末に滑り込みでした。ベストエモ賞です。
エモ・マスロックを掲げているバンドですが、そりゃ強い。だってギターボーカルがイギリスの方なんですもの…
一生聞けるエモロックとして俺のプレイリストで輝き続けるでしょう。
PEDRO/夏
PEDRO、苦手だったんですよね…はっきりと「田渕ひさ子の無駄遣い」って言ってました。すいません。
でもなんかこの曲で、「あ、ちゃんと3人のバンドなんだな」って思えました。
終わっちゃいましたけどね〜〜〜
スカートとPUNPEE/ODD TAXI
ベストアニソン賞です。
オッタクがまず2021年で一番いいアニメだったんですけど、OPとしてもセンス抜群。
アニメの雰囲気からも外れず、おしゃれかつアーバンで素敵な曲でした。
現代の東京だなってよく思える。
ano/F Wonderland
ベストかわいい賞です。
かわいい！！！あのちゃんはかわいい！！！
かわいいしあのちゃんです。毒々しい感じがいいね。ウォーキングしながら聞いてます。MVの感じで。俺はあの。
今年はよくジャージを着た年でもありました。なぜなら僕はあのちゃんだから。
無味/健康
だって僕が今年出した音源だからサ…
みんな聞いてね！！！
個人的には、俺すぎてそんなにスッと聞ける音楽じゃなくなりました。俺の嫌だな〜って思ってることを詰め込んでしまった1曲。
健康になりたいな。
ラジオ編集後記
皆さん本当にインタビュー受けていただいてありがとうございました。
サウラボメンバーは割とメジャー所から、他の皆さんからはメジャーじゃないところからという構成に自然となり、バランスがいい感じになりました。
またサウラボもこれで知ってくれた人もいて…ありがたい限りです。
今回選んでもらってる曲は「2021年でしかありえない曲」になってましたね。
そりゃいつもそうでしょ、ってなるかもしれないけど。
ハイパーポップの影響や、リバイバル系など、現代の日本の2021年にしかならない曲リストになったと思います。
いつも音楽、というか『文化』は流動的で生き物で動いてるんだなと感じました。
サウラボとして、来年もその生き物を観察して観測して、発表していければなと強く感じました。
来年もよろしくな！！
