味のないとても濃い

昼間は都内で働きシンガーソングライターもしてあとお喋りをする

2022年よかった3曲、の他の候補曲

無事に今年もラジオを更新できました。

 

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来年もどうかサウラボをよろしくおねがいします!

 

というわけで僕が今年選んだ3曲、のラジオ内で触れていない候補曲を挙げていこうと思います。

ほかにはこういうの聞いてたよ〜て。

 

lyrical school-L.S.

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「ヒップホップしちゃうアイドル」な彼女たちですが残念ながら2022年で体制が変わっちゃったアイドル。

ヒップホップしちゃう、なわけですが最初から全員がラップガチ勢というわけではなく「アイドルになりたくてlyrical school」になった人もいるわけで、そのようなメンバー内の音楽ギャップをうまく表している曲だと思う。

一曲ではあるんだけどメンバーのターン毎に曲調が変わってそのメンバーの色を表すというすごい彩度が豊かな曲で素晴らしいです。

Ilie-uragaeshi

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好きだ〜〜〜〜〜〜!!!

Maison book girlがいない今、僕にはIlieしかいないんです…

サクライケンタプロデュースはこの子に任された。

小気味いいサクライケンタ節とも言えるアコギにちょっと憂いのある女の子の声。深いような歌詞。

あ〜〜〜〜〜〜〜!!!サクライケンタのアイドルに僕は生かされています。

THE BACK HORN-ユートピア

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僕の中の「ギター弾く男の子」がウズウズするリフ。

こんなんねえ、好きなんですよ。

低音弦のズンズンズンってやつ。バックホーン感の強い歌詞も最高ですよね。

「バッドエンドなんて興味あるわけねえ。目指すはユートピア」という言葉遣い、めっちゃバックホーンじゃないですか?

マジでそのとおりだし。俺バックホーンだった?もしかして。

Awich-どれにしようかな

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フジロックの配信で見てドハマリしたAwich。

僕ねえ、ちょいちょい叩かれることもあるんですよ。

かわいくもねえし。

そんな中「かわいいだけが正義とかうるせえんだよShut the fuck up」にどんだけ救われたことか。

顔がいいとか悪いとかじゃなく自分はここで生きてんだからいいんだよって感じで最強になれます。

aoni-DRAMA

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個人的に友人なのでずっと追ってるバンドではあるんですが、友人だからとかも抜きに良すぎ。

ライブ行って絶対右手ガンアゲ。ア〜〜〜〜〜〜!!!!!ってなっちゃう。

最近のaoniはギターロックの様相にポストハードコアもプラスされて、どんどん鋭利になっていって刺激がすごいです。

かっこよすぎ。みんなも一緒に「いえ〜〜〜〜!!!!!」やろ。

Helsinki Lambda Club-真っ暗なドーナツ

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UK風?のインディーロックの心地いいことったら。

同時にちょっとダルめのラップぽい歌い方とメロディーラインが心地いいったらありゃしな…え!ギターソロこんなイカついんかい!!!!という楽しみ方ができます。

あとギターソロ中、ベース2本になってない?

そういう使い方もあるんだなって関心しました。

坂本慎太郎-物語のように

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心地良い音楽が続きますな。

読書中とかによく聞いてました。こういう風に昔の恋人に言いてえ。

「物語のように昔に戻ろうか。物語のように恋をしようよ。物語のようにあの日に帰ろうか。物語のような君とぼく」

このひと節の綺麗なことと言ったら。

礼賛-NO SWEAT

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あれ?またサーヤ?またサーヤです。

ラランドのサーヤがボーカルをやっているバンドですが、ヒップホップが根幹にある彼女はリリックの組み立て方もラップ的にうまい。あと歌もうまい。

で、その上でラフ。

J-POP的にガッチリ組み立てられている気持ちよさじゃなくて、全員が全員でできることをやったというラフさが良さを生んでいる気がします。

犀-悪意

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これ、例えば本人が見ていたら失礼と感じる表現かもしれないですが敢えて言わせてください。

めちゃめちゃuremaじゃない???

uremaというバンドを失って途方に暮れていたオルタナネガティブ少年たちがついに、目指すべき北斗七星を見つけました。

uremaが好きだった人は全員聞いてください。

春ねむり-生きる

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もともと生命力あふれるエネルギッシュなポエムを詠む彼女が「生きる」というテーマで放つ言葉は更に瑞々しくエネルギッシュ。

愛していく、滅びていく、それらが生きるということ。

声高にそれを謳っている彼女の美しいことよ。間違いなく名盤でもあります。

Official髭男dism-Anarchy

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オイ!!!!!!!!!!!!!

Feel Good Inc.じゃねえか!!!!!!!!!!

ゴリラズのFeel Good Inc.すぎてウケた。

でも、ちゃんとそれらをJ-POPに落とし込んでるんだよなあ。

しかもスタジアムバンドとライブハウスバンドを行き来しているような雰囲気作りをしていて、なんか不思議。それもウケる。

ウケるし、めちゃめちゃ実力がすごい。

ミツメ-number(2022)

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「言葉がほしい」から始まるのが良すぎて一気に好きになりました。

僕は歌詞をパンチラインで判断しがち。

声も演奏も浮遊感をまとわっていく気持ちよさがあって永遠に聞ける。

こういう曲も作れるようになりてえな。

藤井隆-アイリーン

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今年楽しみにしていたアルバムの一つでもある藤井隆

アイリーンが抜群にメロディー好きすぎ侍でした。

正直、メロディー力でいったらこのプレイリスト随一だと思う。

PAS TASTA-peanut phenomenon ft,ピーナッツくん

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プラスティックなギターリフに甘い男性ボイス。

そこからEDM的展開とロリ少女ボイス、

そして…音割れ爆音祭ばやしじゃ〜!!!!!!

そのあとデスボイスサビと、ピーナッツくん出る前まででも心掴まれる展開で盛りだくさん。

絶対にクラブで爆音で聞きたい。

今年、豆は新譜出してますが僕は断然これが好きになりました。ちなみにアホみたいな(褒めてる)リミックスがあり、

PAS TASTA peanut phenomenon ft ピーナッツくん - DTM in Japan Winter 2022 - YouTube

も大好きです。

崎山蒼志-覚えていたのに

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またこの人"天才"してる?

ポリリズムでサビを構成したり、ちょっとチープなエレクトロポップとクラシックギターを合わせて特徴を出すことも忘れない。

どのジャンルをしても崎山くんとしての才能があふれる。

こんなことあるかね?去年はオルタナロックとしての素晴らしさに舌を巻いたけどこっち路線でも強いとは…

downy-枯渇

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正直、もう、「考えるな。感じろ」としか言えないですよね。

好きになってからずっと更新し続けてるけどずっと意味はわかってない。

俺がこの曲にどんだけワクワクしてどんだけ感動したか、感情をトレースできるなら色んな人にしてあげたい。

これマジですごいよ。かっこよすぎる。かっこいい。

でも説明できない。感じて。

結束バンド-フラッシュバッカー

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間違いなく今年一番のアニメになった「ぼっち・ざ・ろっく」。

個人的に気に入ったのは「陰キャこそロックをやるべき」というメッセージですね。

ロックって負け犬がやるほど輝くもんだから。

劇中バンドが出したという設定のアルバムの、アニメでやられてないアルバム曲なこの一曲ですが、暗い!最高!

アニソン発というとキラキラしたイメージが先行しそうだけど重めのリフとエモい歌で、ちゃんとバンドの現実感があります。

アニソンみたいな曲"しか"やらないバンドって実際いないからさ、こういう曲があるほうがバンドとして存在してるんだなって説得力が出るなって。

あと僕がリッケンバッカーというギターを使ってるんですけど多分リッケンバッカーをもじってる曲名というのも良いです。

Syrup16g-Everything With You

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シン・ぼっちざろっくついに出た新譜、なんか肩の力が抜けててちょっと優しさも感じれて僕今回好きになっちゃった。

あと五十嵐だな〜って思える歌詞も最高ですね。

「あとの祭りでヤバって叫ぶ」
「愛を失くして行き着いた首つり台の下」
「様子見で用済みさ」

ここらへんって五十嵐隆しか書かねえ歌詞だなって感じです。一生ついてく。

宇多田ヒカル-Find Love

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リリースは今年だしいいよね?

この曲のなにがいいってテンポダウンしたところのハイハットね。

あれをスタジオライブで見たときは目ン玉飛び出ました。

あのハイハット見る一瞬だけでも3000円の価値ある。

タイトなリズムでハウス的構成をしているのって絶えず進化を続けている彼女の今年を主張しているようで僕はこの曲がアルバム内では一番好きです。

R&BでJ-POPを構成したのちにヒップホップやジャズ、そしてハウス的な要素をプラスした次に彼女はどこにいくのか。

633-Sweet Rain

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は?ストレイテナー?なんすか急に。

633は偶然、
ホリエアツシに声が似てて、
OJみたいなアルペジオしてて、
ひなっちみたいなベースの音圧してて、
シンペイみたいな2ビート叩いてるだけなんですけど!!!!!!!
偶然!初ライブがストレイテナーと対バンだっただけなんですけど!!!!!

(僕がハマったときのストレイテナーを感じれて良かったです。久しぶりにメロコアが好きになれました)

 

 

まとめ

今年もいろいろな音楽を聞けて僕は嬉しいです。

ラジオに参加していただいた皆さんありがとうございました。

今年は去年にも増して、「バンド音楽と、そうでない音楽と自分で住み分けて聞く」ということをした1年でした。

ギタリストとして活動する機会がちょこちょこ出てきたので、自分のインプットとして必要なものと好きなものを意識して聞いたような気がします。

 

ま。自分の新譜は出せなかったけどね…………