さよならもいわずに

地方都市でほそぼそと暮らすあるギターボーカルの人

拝啓、金沢へ

拝啓、金沢へ

僕は今、実家のペラペラの布団で眠れず夜を憂いていたところです。

 

そろそろ僕が金沢を発って1週間が経とうとしています。

好きな町、好きな人、愛する人、好きな音がたくさんあった場所でした。

僕はそこから移動しました。

 

輝かしい後輩は音楽を更に高めるために東京に行きました。

尊敬する先輩は金沢の音楽よりももっと素敵なものを作るためと言って東京に行きました。

僕は、残念ながら、音楽をするために行くのではありません。仕事をするために東京に行きます。

 

でも、金沢でしていた、聴いた音楽のことは一生忘れることはないです。

そして僕はまだ音楽を続けるつもりでいます。

 

1つ目に組んでたのは『誰も知らない』というバンドでした。

ただひたすら自分の思いついた音をぶつけて、頭の中に浮かんだ言葉を叫んで、独りよがりなバンドでした。

ストイックに活動していたおかげかそれなりに知名度もつき、僕が僕としていられる場所ができた気がします。

 

2つ目に組んでたのは『セピアトリップガール』というバンドでした。

僕の可能性を広げていくために、そして今までの自分の色、黒色を払拭するために、色とりどりの楽曲を作るために組んだ、これもまた独りよがりなバンドでした。

今までよりも音楽性、また人間性も広がる結果になりました。

 

どちらもメンバーにはとても感謝しています。

このバンドをして出会った人全てにも感謝しています。

 

僕は東京に行きます(住むのは当分千葉だけど)

 

本当に僕は金沢を愛していたと思います。

今、しかと思います。なぜなら虚無感でいっぱいだからです。

心が空っぽ、というのはこの事を言うのでしょう。

本当は今すぐにでも戻りたいです。

 

でも僕はやりたいことがあるから、出ることを決めました。

沢山の人や沢山の物事、沢山の美しいものを見て、それを伝える人になりたいと思っています。その一歩と考えています。

今、とても不安です。不安で仕方がない僕を立たせているのはこの思いを編み込んだスニーカーだけです。

 

『誰も知らない』も『セピアトリップガール』も、その他の活動も、関わってくれた人も聴いてくれた人もありがとう。

これまで応援ありがとうございました。

でも、これからも応援していただけると嬉しいです。

なぜなら音楽は続けるし、きっと帰ってくるからです。

 

金沢は、僕を、秋田なんかより、一番愛してくれた町です。

 

移動はするけど、”去った”訳ではないです。

いつもそこに留まらせてください。

また会ったらご飯でも行きましょう。

 

僕は2月が一番嫌いです。だから2月を殺しに行くと思います。

もしかしたら仕事を辞めて逃げ帰るかもしれません。

もしかしたら組んだバンドがツアーで行くかもしれません。

わからないけど、どうか、迎え入れてください。

 

ブログは気が向いたら書きます。

ツイッターはまたどうせTLを埋め尽くします。それは愚痴かもしれないけど。

そんな僕を、Budweiserでも冷やして迎え入れてください。

 

行ってきます。

(あ、新居が落ち着いたらぜひ遊びに来てね!)

 

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